三代続く任侠道の名門南原組の組長が死んだ。通夜の日、部屋に戻った組長の娘秋子(谷ナオミ)がなまめかしい丧服姿をしていることを見て、かねてから秘かに思いを寄せていた組長の子饲いの五郎(藤健次)が欲望をむき出しにして、彼女にアプローチする。南原組の伝統や道徳も含めた恋愛物語が始まる。